烏ヶ森公園のアヤメ 伊勢物語のカキツバタの歌 わたしも一句
アヤメが咲きだした。
2年前だと結構、数があったが、今は池のほとりにぽつぽつしかない。
五月十七日のアヤメと橋
以下のHPよりコピペ。
むかし、をとこありけり。そのをとこ、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、あづまの方に住むべき国求めにとて行きけり。もとより友とする人ひとりふたりしていきけり。道知れる人もなくて、まどひいきけり。三河のくに、八橋といふ所にいたりぬ。そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、橋を八つわたせるによりてなむ八橋とはいひける。その澤のほとりの木の陰に下りゐて、乾飯食ひけり。その澤にかきつばたいとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、かきつばたといふ五文字を句の上にすゑて、旅の心をよめ、といひければよめる。
から衣きつゝなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ
とよめりければ、皆人、乾飯のうへに涙おとしてほとびにけり。
絵巻に書いてあるかきつばたはほんのちょっとなので、今の烏ヶ森とどっこいか?
カメが日光浴をしていた。
歌は詠めないが、俳句か川柳なら、と一句。
雨がふる
やぶれかぶれに
めぐる池 倒錯
2018年のアヤメ