txicの日記

那須野が原でひまつぶし

日本語の単語の意味

 辞書を見ると言葉の意味がいくつか、書いてあることがある。
 たとえば、便利。
 日本語で考えると、便がいいという意味しかない。
 ところが、これを英語に訳そうとすると、
1.この店は家の近くで便利だ。
 →This store is convienient because it is near my home.
2.この翻訳ソフトは便利だ。
 →This translation software is usefull.
と、違う英単語を使わないと意味が通じない。
しかし、これは便利という単語が"convienient"と "usefull"と 全く同じ意味を持つわけでは無い。
便利という言葉を使う場面によって、違う英単語を選ぶ必要がある。

~様な、~様に、というのもいろんな場面で使われる。
1.めがねをかけて、黒板の字が読めるようになった。
 I can read letters on the blackboard since I used my glasses.
2.申請書にこの例のように記入してください。
 Please fill out the application form as in this example.
このように、”ように”を英語になおそうとすると、逐語訳ではどうしようも無い。
文型辞典には、ような、ようにが使われる20くらいの場面が載っている。
 日本語だと、”ように”というのは”そんな形、状況に”という一つの意味しかないが、外国語にするためには、全体の状況を考えて、文を作り直す必要がある。
 
日本語の単語と英語の単語でまるっきり同じ意味を持っているのは、名詞の一部くらいじゃないかと思う。