2019-11-28 視点・論点「まばたきの意外な役割」11/14 NHK テレビ 大阪大学 中野珠美准教授 人は、3秒に1回、0.3秒ほどまばたきをするそう。 その0.3秒の間、視覚の入力は妨げられる。 これは脳の情報処理に関係する。 動作の切れ目、出来事の切れ目でまばたきが起きる。 これは、人々の間に共通した現象。 MRIで脳中血流変化を測定するとまばたきの時に活動が増えた脳の領域は デフォルト・モード・ネットワークという、考えるときに活動する領域。 活動が減少するのは、注意の神経ネットワーク。 身体の状況変化として、心拍数とまばたきに関連がある。 まばたき開始数秒後、心拍数が0.5bpmほど増える。 脳と身体の活動状態のバランスをとる。 話者のまばたきが聞き手のまばたきに影響する。 0.25秒ずれて、聞き手のまばたき発生。 話の切れ目を共有している。 自閉症スペクトラムではまばたきの同期は見られなかった。 アンドロイドロボットのまばたきでも聞き手は引き込まれる。 手を重ねていると、まばたき同期が強くなる。 コミュニケーションをとるのに重要ということであった。 ふーん。 チコちゃんだとどうやってこの情報を料理するのだろう?