日本語びいき 7 お茶が入りました 清水由美 (文) ヨシタケシンスケ(絵)
またまた本の抜き書きです。
7 お茶が入りました。
―入れたのは私ですけどね。
標準語では動詞+しているの文型で〈進行〉と〈結果〉両方表す。というのが前回だった。
今回は、
英語では、ほとんどの動詞が、自動詞と他動詞と両方に使えるようになっている。
例:
I open the door.
The doors open automatically.
一方日本語では、「終わる」「開く」。「授業が終わる/授業を終わる」、「門が開く/門を開く」などが自動詞/他動詞共通。
日本語の動詞には自動詞と他動詞でペアになるものがじつにたくさんある。
自動詞/他動詞の順番。
まがる/まげる、止まる/止める、つづく/つづける、閉まる/閉める、つく/つける。
切れる/切る、焼ける/焼く、割れる/割る、取れる/取る
これが外国人学習者には大変難しいそうです。
私は文法より雑談の方が得意なので、こういう話はしたことがない。
でも、これを乗り越えないと第七章 のタイトル〈お茶が入りました〉に進まない。そうです。
これを書き入れるのに6時間ぐらいかかりました。以上