将基面貴巳 しょうぎめんたかし 愛国の教科書
日本国民のための「愛国の教科書」
著者の名前が「右翼」 :-)
何が書いてあるのか、予想がつく。
と思っていたら、中身がまとも。
教科書なので、各レッスンがある。
レッスン1 愛国心を持つことは自然なことか
レッスン2 国を愛することは簡単なことか
レッスン3 国のために尽くすことは正しいことか
レッスン4 国をどのように誇りに思うべきか
レッスン5 愛すべき祖国とは何か
レッスン6 愛国心の落とし穴とは何か
レッスン7 愛国者の覚悟とは何か
10数年前から、重要なところの文字を他とは違った色で印刷している本が出てきた。
この本も、重要なところは赤で印刷しているので、時間短縮読書ができる。
赤いところを、抜き書きする。
ナショナリズムもパトリオティズムもどちらも日本語では愛国と訳されますが、本来この二つは全く異なる思想的出自を持っています。
本書ではこの二つの言葉の違いを詳しく書いています。
ナショナリズム的な意味での愛国は自分たちの一員にならなければならない。
一方共和主義的な意味での愛国は自分一人だけでも可能。
著者はナショナリズム的な愛国よりも共和主義的な愛国の方が良い、とこの本で主張しています。
ここで簡単にそれを説明することはできませんので詳しく知りたい方は本を読んでください。
私はなんとなく納得しました。
以上